定価:352円(税・送料込)
環境・資源・平和の問題を解決し、芸術表現の喜びを広げる生長の家の総合誌!
特集1 十七音で世界を表現する
何気ない日常の中に、心動かされるものとの出合いや、思いがけない喜びが溢れている──それに気づかせてくれるのが俳句です。十七音の詩、俳句に親しむことで、世界が輝いて見えてきます。
・インタビュー 季語を通して、自然に目を開き、耳を澄ませるのが俳句
櫂未知子さん(俳人、本誌「俳壇」選者)
数百万人とも言われる日本の俳句人口──。十七文字で世界を表現する俳句の魅力とは何か、どうすれば、味わいのある俳句が作れるのかなどについて、NHK Eテレ「NHK俳句」の選者であり、本誌「俳壇」選者を務める櫂未知子さんに伺った。
・ルポルタージュ 物事の真相を見つめる信仰に通ずる道
彼女が俳句を作り始めたのは昭和54年。子どもが小学生の頃、PTAの文化活動の一環として俳句クラブが発足し、興味を覚えて参加したのがきっかけだった。
特集2 すべてが教材である
・私のターニングポイント 「どんな経験も、自分を磨く砥石だと分かりました」
看護学校を卒業後、40年余り看護師やケアマネージャーとして、病院や介護施設などで働いてきた彼女は、昨年(2015)10月、仕事を辞め、現在は専業主婦として家事に精を出している。
「これまで長い間、仕事を続けながら家事もこなしてきたので、家のことに専念できるのは、とても新鮮な気持ちです」
そう言って朗らかな笑顔を見せるが、かつては家庭問題に悩んでいた時期があった。
・この世での常道 谷口清超(前生長の家総裁)
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特集1 キリスト者から見た自然と人間の共生
キリスト教のカトリックでは、人間による自然支配の考え方ではなく、自然界との調和をはかる責任が人間にあることが強調され出しています。一方、プロテスタントにおいてはどう考えるのでしょうか。日本での滞在経験もあるドイツ在住のプロテスタントの神学者にインタビューしました。
・インタビュー 動物、植物、自然を尊重し、コミュニケーションすること
マルティン・レップさん(ドイツ、マールブルク大学神学博士・ハイデルベルク大学教授資格)
ドイツ、フランクフルトで牧師を務める神学者で、日本の龍谷大学でも教鞭を執り、神道、仏教に精通しているマルティン・レップ博士に、キリスト者から見た自然と人間の共生について聞いた。
特集2 人生はドラマである
・私のターニングポイント 「生長の家の教えで、やくざの世界から 足を洗うことができました」
彼が経営する建設会社は、昨年(2014)8月、真新しい社屋に移転した。この会社は、彼が一人で起業したものだが、真面目な仕事ぶりが認められて、着実に業績を伸ばし、現在は、事務所に6人、工事現場要員として20人、社外の協力メンバーを含むと、常時百人以上の人を使うまでに発展している。その社長を務める彼は、12年前は、れっきとしたやくざだった。
・主演俳優の如く 谷口清超(前生長の家総裁)
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特集1 意識を拡大する瞑想
近年、グーグルやインテルなどアメリカの有名企業が社員研修に取り入れ、注目されている「瞑想」。瞑想は、ストレスの軽減や脳の活性化に効果があるだけでなく、長く実践することで、個人から地域、国、人類、地球生命へと意識が拡大していくと言われています。あなたも、日々の生活のなかに瞑想の時間をつくり、新しい世界の扉を開いてみませんか。
・ルポ 人や自然のためという意識が芽生えて
地域のコミュニティセンター長として働いているが、午前で仕事が終わるため、午後は、近所の川の土手の清掃をしたり、畑の世話に出かけたりと、多忙な毎日を送っている。
ボランティア活動を始めたのは、新潟県中越地震の際、勤めていた学校へ避難してきた人たちが、赤十字の救援を受ける姿を見て、人を助ける活動の重要性を痛感したからだった。
・インタビュー 瞑想によって開かれる世界
三好雅則さん(生長の家国際本部運動推進部部長、生長の家参議)
本誌に「悠々味読」を連載中の三好雅則・生長の家参議に、日々瞑想を続けることの効用と、生長の家独得の座禅的瞑想法である「神想観」の実修によって、自己啓発や健康増進に留まらず、地域、国、人類、地球生命へと意識が拡大することの素晴らしさについて聞いた。
・神想観を実修するために
特集2 願いは叶う
・私のターニングポイント 「諦めずに想い続ければ、夢は必ず実現することが分かりました」
リンパマッサージによるボディケアの専門家として、依頼者の家を訪ねて施術する出張治療を行っている。頂いた二つ折の名刺の一角には、赤い文字で「体を整え、心を元気に!体と心はピッタンコ」というキャッチフレーズが書かれていた。
施術用の白いユニフォームに身を包んだ彼女は、晴れやかな笑顔を浮かべて語る。
「体が整えば心も元気になり、心が整えば体も元気になる。心と体は一体なんです。お客様にはいつも、心も体も元気になってもらいたいという思いで施術しています。体が楽になると、みんないい表情になりますし、それを見ると、私も嬉しくなります」
・設計図に従って 谷口清超(前生長の家総裁)
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特集 楽しい物づくりライフ
自らの手で、木の本棚を制作したり、布の切れ端で小物をつくったりする……。物づくりに、無心に没頭するとき、何ともいえない充実感とともに、物に宿る“いのち”に触れたような喜びがわきあがってきます。
ルポ1 木の命を生かし、“神様の愛”を表現するような物を作りたい
生長の家国際本部“森の中のオフィス”(山梨県北杜市)から少し離れた所にある生長の家メディアセンターを訪ねると、同センターに勤務する彼が出迎えてくれた。彼は、余った木などを使い、日常生活に役立つ物を手作りしている。
まず目についたのは、薪ストーブの焚き付けを入れる箱。メディアセンターでは、冬期の暖房として薪ストーブを使っており、薪に火をつける木っ端などが欠かせない。そのため、職員寮に住む彼は、寮を建てる際に余った木切れを利用して、この箱を作ったという。「余り木を使っているので、寸法が足りないところが出てきたりするんですが、そこは、わざと段違いに継ぎ接ぎにしました。既製品にはない、面白いデザインになったのではないかと思います(笑)」
ルポ2 日々の生活に彩りを添えるハンドクラフトの小物たち
「ハンドクラフトを見て、『自分で作れそうだな』と思ったら、作ってみますし、お店で売っている既製品を見て、アイディアを得たりもします。物を見ると、『どうなっているのかな』と気になってしまうんですね」
そう言って笑う彼女は、紙パックや古着など、身の回りの使わなくなったものを再利用したハンドクラフトの作品を数多く作り、日々の生活に彩りを添えている。
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特集 自然が生きる庭造り
植物の声に耳を傾け、植生にあった場所に植えてあげる。生物多様性に配慮し、化学肥料や農薬を使わず、植物も土も、そこに棲む生き物たちも、眺める人も、みんなが元気になる庭──。そんな庭には、自然のいのちが息づいています。
インタビュー 環境に合う植物を置けば、植物は自ずと育つ
「自分に合う土地で暮らすと丈夫で元気になるのは、人間も植物も同じ」──そんな考え方に基づいて、その土地に合った植物を育て、農薬や肥料を使わないナチュラルガーデン造りを行っている第一人者に、自然を生かした庭の造り方、植物から学ぶ生き方のヒントなどについて聞いた。
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特集 森が持つ癒しの力
さまざまな木々、植物、小動物、昆虫など森には多様な生命が息づいています。
そうした森の中を歩き、森の中に佇んで、吹き渡る風を感じ、鳥の鳴き声を聴く。
すると、いつしか心が癒され、気持ちが穏やかになっていることに気づくはずです。
インタビュー 森を歩き、森に佇むことで回復する自己治癒力
上原巌さん(東京農業大学教授)
心身の健康増進、ストレスの緩和だけでなく、疾病の治療にも効果があるといわれる森林療法。その草分け的な存在として活動する上原巌・東京農業大学教授に、「森が持つ癒しの力」について聞いた。
ルポ 蝕まれた心を生き返らせてくれた村の自然
丹沢山系の東端に近い清川村は、神奈川県唯一の村で、夫妻の家は、この村を流れる小鮎川沿いにある集落の奥、里山の際にある。
夫妻がこの村に移り住んだ16年前(平成11年)には、付近に住宅2軒とログハウス1軒しかなく、山の中の家という感じだったが、今は新たに数軒の住宅ができ、当初のイメージはなくなった。それでも、少し歩いた山裾には、シカやサルが出没するなど、自然が溢れた場所だ。
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特集 “いのちの樹林”を巡る
大都会の真ん中、原宿と赤坂に完成した生長の家の“いのちの樹林”。潜在植生に基づいた植栽を施し、生物多様性を尊重した“いのちの樹林”は、足を踏み入れた人たちに、自然と共に生きることの大切さを教えてくれます。
インタビュー 自然との共生を図る都市の中の樹林
渡邉重孝さん(生長の家国際本部環境共生部部長、生長の家参議)
山岡睦治さん(生長の家国際本部広報・クロスメディア部部長、生長の家参議)
昨年(2014年)12月と今年(2015年)2月、東京・赤坂の末一稲荷(すえかずいなり)神社跡、原宿の生長の家国際本部跡に完成した生長の家“いのちの樹林”──。ビルが建ち並ぶ都会に、従来の公園や庭園とは異なる、土地本来の植生を生かし、生物多様性を重視して造られた“いのちの樹林”とは、どのようなものなのか。そしてその意義は? 造営に携わった国際本部の渡邉重孝・環境共生部部長と山岡睦治・広報・クロスメディア部部長に聞いた。
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特集 いのちを拝む心
神と先祖と私たちとの関係は、大地と木のようなもの。大地は神、そこに生えた木の根は先祖、私たち子孫は枝葉です。大地に根がしっかり張れば、枝葉が成長するように、神を敬い、先祖からいただいたいのちを拝み、感謝して供養するとき、幸せな人生が実現します。
ルポ1 供養する心を育む一助となることが私の使命
大阪府羽曳野市(はびきのし)に、明るくモダンな感じの霊園がある。霊園の代表を務める彼は、元々は商社マンだったが、寝具製造販売の家業を継ぎ、それから霊園経営に転身した。彼は霊園経営を単なるビジネスとは考えず、人々が先祖供養の心を育む尊い仕事と捉え、「墓地を販売することよりも、購入してくれた顧客に満足して頂く」ことを、霊園の最も重要な方針としている。
ルポ2 先祖に守られていることのありがたさを実感して
福井県若狭町。その町を見下ろす高台にある墓地で、義母とともに、彼女はお墓の掃除をしていた。「お墓に参ると、ご先祖様から命がつながってきて自分が生かされ、いつもご先祖様に護られていることを感じます」と語る彼女は、毎朝、仏壇に向かい、先祖への感謝の気持ちを込めて、聖経と浄土真宗のお経を唱えている。
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特集 きらわれものから見た生物多様性
〜ダニ博士とハエ博士の異色対談〜
870万種以上のさまざまな生物が生かし合い、支え合っている生命体、地球 ──。
害虫扱いされるダニやハエも、この地球上で、大きな役割を果たしています。
ダニとハエの研究の第一人者同士が、生物が多様であることの意味について語り合います。
・対談 地球上の生命を維持する装置
青木淳一さん(ダニ博士)× 倉橋弘さん(ハエ博士)
ダニ博士、ハエ博士として名高い青木淳一、倉橋弘両氏に、世間からの嫌われものであるダニとハエの研究を通して見えてきた、生物多様性の重要性について語り合っていただいた。
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特集 親と教師の教育目線
すべての子供には、神性(しんせい)・仏性(ぶっしょう)が宿っています。親と教師のそれぞれの目線から、その子供の神性・仏性を心で見つめ、信じ、礼拝し、讃嘆して引き出す──そんな生長の家の教育法を紹介します。
・ルポ1 「子供は神様からの預かりもの」という信念で育てる
千葉県の房総半島南東部に位置する大多喜町は、戦国時代から江戸時代にかけて存在した大多喜城の城下町。夫妻は、長男、長女、次女とともに、7年前からこの町に住んでいる。
取材に訪れたのは、大多喜城マラソン大会の日。一家は、中学生女子の部に参加する長女の応援に駆けつけた。家族の声援を受けた長女は、見事に完走し、両親から「よくがんばったね」と声をかけられて嬉しそうだった。
・ルポ2 生徒の心に寄り添い言葉や態度で愛情を表現
「丁寧に漢字を書いた子には、“頑張りシール”というのを貼ってあげたり、字が苦手な子には、掃除などで頑張った時にめるなど、それぞれの子供の良い所を探し、認めて、やる気を引き出すように努めています」
彼女はそう話しながら、可愛らしいシールが貼られたカードを見せてくれた。
小中学校の非常勤講師を務め、生長の家教職員会の和歌山教区の会長でもある彼女は、今までに十数の小中学校に赴任し、行く先々で生長の家の教育法を実践している。