死生学の権威エリザベス・キューブラー・ロスとデヴィッド・ケスラーが贈る、喪失と悲しみに寄り添うための必読書。
大切な人を失ったときの感情に理解と共感を示し、心の癒しを見つけるための道筋を提供します。
愛する人を亡くした時、私たちは様々な感情に翻弄されます。
悲しみは、決して恥ずべきものではありません。むしろ、愛する人を失ったことへの自然な感情です。
著者は、長年の経験から得た知識と洞察を、具体的なエピソードを交えながら語ります。
例えば、ある女性は、夫を亡くした悲しみから抜け出せずにいましたが、この本を読み、自分の感情と向き合うことで、少しずつ前向きな気持ちを取り戻していきました。
この本は、同じような経験をした人々に、希望と癒しを与えるでしょう。
自分自身のペースで、少しずつ心の傷を癒していくためのヒントが、この本の中から、きっと見つかるはずです。
読者へのおぼえがき
まえがき/「わたしは終わったの」
序文/予期された悲嘆
第1章 悲嘆の五段階
否認・怒り・取引・抑うつ・受容
否認
怒り
取引
抑うつ
受容
第2章 悲しみの内側
あなたが喪失を体験するとき
安堵
感情の休息
悔恨
涙
天使
夢
面影
役割
物語
過失
怒りと恨み
もうひとつの喪失
人生観
孤独
秘密
懲罰意識
コントロール
空想
つよさ
死後の生
第3章 悲しみの外側
記念日
セックス
健康管理
多忙
遺品
祝日
手紙
財産
年齢
終結
第4章 特殊な喪失体験
子ども
多重喪失体験
災害
自殺
アルツハイマー病
急死
第5章 変わりゆく悲しみの顔
第6章 エリザベス・キューブラー・ロス/わたし自身の悲嘆
第7章 デーヴィッド・ケスラー/わたし自身の悲嘆
結びのことば/悲嘆という贈り物
謝辞
こころを前に進めるために……訳者あとがき