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愛情の心理学〈オンデマンド版〉

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愛情の心理学〈オンデマンド版〉
シリーズフロイド選集 (14)
定価3,190円(税込・送料別) 造本形式A5判(元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きい)/並製カバーなし
ページ数248(シリーズ初版発行時の月報を巻末に含む)発売日2015/04/01
ISBN9784531026142日本教文社刊
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商品の説明

自慰・同性愛・マゾヒズム等の人間心理の深奥にひそむ性の問題は、ともすると忌むべきものとされてきた。フロイドはこれを分析し、俗に愛といわれるものの奥底にうごめく心理を分析する。(このシリーズのオンデマンド版では元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きくなっています。)

商品の目次

「文化的」性道徳と現代人の神経過敏
ヒステリー症者の空想と両性具有に対するその関係
「愛情生活の心理学」への諸寄与
自慰論
無常ということ
女性同性愛の一ケースの発生史について
マゾヒズムにおけるエネルギー配分の問題
エディプスコンプレクスの消滅

訳者あとがき
改訂版あとがき
索引

原書タイトル
 Beiträge zur Psychologie des Liebeslebens
 Zur Einleitung der Onanie-Diskussion

原書見出し
 Die “kulturelle” Sexualmoral und die moderne Nervosität(1908)
 Hysterische Phantasien und ihre Beziehung zur Bisexualität(1908)
 Beiträge zur Psychologie des Liebeslebens(1910, 1912, 1918)
 Zur Einleitung der Onanie-Diskussion(1912)
 Schlusswort der Onanie-Diskussion(1912)
 Vergänglichkeit(1915)
 Über die psychogenese einese Falles von weiblicher Homosexualität(1920)
 Das ökonomische Problem des Masochismus(1924)
 Der Untergang des Ödipuskomplexes(1924)

著者プロフィール
フロイド,S.(ジグムンド) (1856年5月6日 - 1939年9月23日)フロイト,S.(ジグムンド)とも表記される。精神分析学の創始者。20世紀が生んだ重要な人物の一人である。モラビアに生まれ、ウィーン大学で医学を学び、臨床医になる。はじめヒステリー治療の研究を行なっていたが、1900年に無意識(本人が知らない隠れた心理)の過程がわれわれの考えや行動を決定すると論じた『夢判断』を発表する。これを契機にフロイトの名声が高まり、以後40年間著作物をつぎつぎに発表する。そのなかで第一次大戦後ごろから生命には生体を無機状態にする欲動、つまり「死の欲動」があるのではないかと思索しはじめ、『快感原則の彼岸』を発表。1923年にガンと診断され、以後自分の死と闘いつつ、1938年にナチスから逃れるためイギリスに亡命。1939年に死去。その最後の10年間の内界がうかがえる第一級資料として『フロイト最後の日記 1929〜1939』(日本教文社)がある。
1902年から死の前年までウィーン大学神経病教授をつとめる。精神分析学、深層心理学、精神療法の理論的体型の基礎を築いた。無意識の世界、エゴ、リビドー、夢分析、エディプス・コンプレックスなどの概念・手法を創出し、その後の心理学・精神医学のみならず、政治、経済、教育、芸術など多方面にも大きな影響を及ぼす。『夢判断』(1900)『精神分析入門』(1920)は彼の代表作である。著作は『フロイド選集』(全17巻,書籍版〈4巻のみ〉またはオンデマンド版〈全巻〉、日本教文社)『フロイト著作集』(全 11巻,人文書院)等がある。
高橋義孝 大正2年生まれ。昭和10年東京帝国大学文学部独文科卒。2年間ドイツに留学。内田百聞に師事し、戦後、東京高校、九州大学、慶応義塾大学、名古屋大学、桐朋大学教授を歴任。昭和30年「森鴎外」で読売文学賞。心理学を援用した「文学研究の諸問題」や「ファウスト」などの翻訳でも有名。ほかに『近代芸術観の成立』『高橋義孝文芸理論著作集 』、エッセイ『すこし枯れた話』『酒客酔話』などがある。また、大相撲を愛し、39年から横綱審議委員会の委員をつとめ、56年より平成2年まで第4代委員長、横綱推薦内規の改革案を提言した。平成7年没。著訳書に『森鴎外』『ゲーテ小伝』のほか、『フロイド選集7芸術論』『フロイド選集11夢判断上』『フロイド選集12夢判断下』『フロイド選集14 愛情の心理学』『ユング著作集1人間のタイプ』『ユング著作集2現代人のたましい』などがある。
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