人生の明るい面に焦点を合わせる生長の家の“日時計主義”の生き方を提唱する著者が放つ第2弾!
書は、2007年秋出版した『日時計主義とは何か?』(生長の家刊)の続編として、芸術表現によって、善一元である神の世界の“真象”(本当の姿)を正しく感じられることを論理的に明らかにするとともに、その実例として自らの講演旅行や日常生活の折々に描いたスケッチ画と俳句などを収め、人生の明るい面に焦点をあわせる生き方(生長の家では、こういった生き方を「日時計主義の生き方」と呼んでいる)を提示します。目の前に映る諸相への視点を一変させ、人生を明るく、豊かに創造するための絶好の指南書と言えましょう。
本書はオールカラーで、著者ご自身が描いたイラストが多数公開されています。
「絵てがみを描いて送るということは、相手を喜ばせるだけではなくて、自分自身の人生をも豊かにしてくれると思っている。身近な日用品、近所の家の軒先(のきさき)に咲く花、趣のある建物、子供たち…そうした普段は見過ごしがちな自分と触れ合う周囲の存在(もの)を、立ち止まって見つめ、その中に美しさや神秘さを見出すことは、今を生きる喜びにつながる。」(本書57頁「絵てがみについて思うこと」)
第一部 続 日時計主義とは何か?
序章 太陽はいつも輝いている
悪は実在しない/心でつくる“現実世界”/日時計主義に必要な心/日時計主義を実践しよう
第二章 絵心
意識の向け方/二つの脳/絵は右脳で描く?/干しブドウを食べる/目覚めた心 豊かな心/画家の目に学ぶ/絵を描く理由――私の場合
第三章 “日時計文学”を探して
小さくても確かな幸せ/枯葉は語る/投句箱/庄野潤三氏の小説/少女ポリアンナ
第四章 偶然と奇蹟
「偶然はない」ということ/アリを踏む/「偶然だ」は意識がつくる/「奇蹟」の意味/火星の人面岩/奇蹟について/確率ゼロの出来事/当り前に生きる
第二部 日時計主義実験録
スケッチ画集/谷口雅宣句集