20世紀とは人類にとっていかなる世紀であったのか。共産主義の悲劇、二度の世界大戦、核拡散、生命の人工管理など“神の心”を知らずして“神の知識”を手にした人類はどこへ行くのか。政治思想史の権威が世紀末に激動の近現代を俯瞰し、鋭く現代文明の問題を衝くと共に、克服への道を示唆する勝田思想の集大成。
第1章 神不在のヒューマニズム 第2章 忍び寄るニヒリズム 第3章 混迷の国際政治 第4章 混迷の克服のために
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