この経典こそ仏教の最高峰たる真理を述べたものであると語る著者が、『維摩経』の神髄を従来の仏教学者の常識を打ち破って、深遠な仏教哲学を方便自在、平易に解き明かした。
菩薩に大乘を説く 人身の無常を説いて法身に向はしむ 無礙辯才に法性を説く 絶對時間・久遠の今・を生きる 身の空寂と法性の不壞を説く 求むる所なくして眞理を成ず 衆生、本來佛陀なり 覺者は斯くの如く行ず 相對認識を超えて 實相世界の莊嚴を見る 菩薩は何を爲すべきか (ほか)
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