自転車の持つ大きな可能性に気づく1冊!
生長の家のプロジェクト型組織(PBS)の一つである「SNI自転車部」の活動を紹介す
るとともに、自転車に乗ることで自然への愛が深まり、心身の健康が増進し、世界平和の
実現にも貢献できることを分かりやすく説く。
(本文「はじめに」より)
およそ200年前、ドイツで発明された自転車。
二つの車輪にサドル、ハンドル、さらにはペダルを漕いで進む、
こういった基本構造にあまり変化はありません。
シンプルなのに徒歩の何倍も遠くへ移動することができます。
発明されてから今日まで人々に重宝される所以です。
単に移動手段としてだけではなく、自転車は世界中で愛されています。
ダイエット、あるいはスポーツの相棒として、
多くの人に喜びを与え、親しまれています。
本書の編集は「SNI自転車部」があたりました。
このクラブは、宗教法人「生長の家」の一運動組織です。
なぜ神、仏、信仰に関わる宗教が自転車に乗ることを勧めるのでしょうか。
実際にはどういった活動をしているのでしょうか。
また、本書のタイトルに入った二つの言葉「自転車」と「平和」。
一体どういう関係があるのでしょうか?
本書では自転車の魅力について掘り下げながら、
このような疑問にわかりやすく回答することに挑戦し、
新しい自転車の使い方も提案しています。
自転車という「道具」の大きな可能性と、人間が持つさらに大きな可能性。
本書がそれに気づくきっかけとなっていただけるなら幸いです。
はじめに
SNI自転車部メンバーのバイシクルライフ1
第1章 私たちSNI自転車部
“めんどくさい”が世界を救う
SNI自転車部の人たち
全国各地で開かれるイベント
社会貢献活動、環境問題への取り組み
コラム 田舎生活と自転車のススメ
SNI自転車部メンバーのバイシクルライフ2
第2章 自転車の新しい使い方
1 自転車を健康維持のための道具として使う
身体の健康
心の健康
2 自転車を自然に近づくための道具として使う
コラム ある冬の朝
コラム 私の考える「より良く生きる秘訣」
SNI自転車部メンバーのバイシクルライフ3
第3章 自転車は地球を救う
コラム 「福島・西郷ソーラー発電所」をめざしたヒルクライム
おわりに