月刊誌並びに光明図書をご購読いただいております読者の皆様には日頃のご愛読に心より御礼感謝申し上げます。
さて、今般の再生紙の古紙配合率偽装問題につきまして、ご心配とご迷惑をお掛けしておりますこと深くお詫び申し上げます。この度、製紙会社へ問い合わせ精査しました結果が纏まりましたので、ご報告申し上げます。詳しくは、PDFファイルをご覧いただきたく存じます。
当社は、昭和九年の創業以来、生長の家創始者・谷口雅春先生の『生命の實相』をはじめ“人間・神の子”、“万教帰一”、“天地の万物に感謝せよ”との宗教心を涵養する出版活動に勤しんで参りました。特に、近年はこの宗教心を広くお伝えすると共に、未来社会へ“美しい地球”を残すべく、地球環境保全を啓発する書籍を出版してきました。そのため、自らの実践として印刷用紙には環境負荷を少なくするよう古紙を配合した再生紙や植林木パルプや無塩素漂白パルプの用紙を使い、そのことを表示しております。この度、その再生紙の古紙配合率の偽装が発覚し、環境に配慮した再生紙と信じご購読いただいた読者の皆様の信頼を大きく裏切る結果となりました。洵に申し訳なく心よりお詫び申し上げる次第でございます。
古紙配合率の公称と実績に乖離のある書籍につきましては、正しい表示に改める、正しく表示された再生紙を使用して重版するなど、個別的に対応させていただく所存でございます。
製紙会社には、二度と再びこのような偽装問題を起こさぬようコンプライアンス(法令遵守)を徹底するよう伝え、私共も、その法令遵守の実際をチェックして再発防止に努め、読者の皆様の信頼回復に役職員一同心を一つにして取り組んで参りたく存じますので、何卒ご理解をたまわりまして変わらぬご愛読をお願い申し上げます。
平成20年2月8日
株式会社日本教文社 代表取締役社長 岸 重人