菜の花ずし
ふきの伽羅煮
青梅の蜜煮 |
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菜の花ずし |
材料 |
米2カップ、菜の花1束(塩漬けしたもの)、干椎茸4枚、人参3センチ、昆布6センチ、塩、酒、醤油、みりん、酢、昆布だし |
作り方 |
1.菜の花の塩漬けをつくる。菜の花を熱湯にくぐらせた後、水気を絞って塩を振り即席漬物器で1~2日漬ける。
2.お米は酒少々を加え常の水加減で炊く。
3.干椎茸は水で戻し、せん切りにしてだし汁に塩、醤油、みりんを加え甘辛味に煮る。
4.人参はせん切りにし、塩もみする。
5.炊き上ったごはんにすし酢を振って、干椎茸、人参を入れ、菜の花(軸の部分は薄い輪切りにする)を彩りよく盛る。 |
注意 |
すし酢は、酢1:みりん0.8:塩少々:醤油少々の割合でつくります。 |
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ふきの伽羅煮 |
材料 |
ふき、塩、醤油、みりん、酒 |
作り方 |
1.ふきは板ずりし、鍋に入る長さに切りゆでる。色が変ったらすぐに引き揚げ、冷水に浸す。皮をむいて3~4センチ長さに切る。
2.鍋に醤油、酒、水、みりんを入れ煮立てる。ふきを入れ、味と色がついたら引き出す。煮汁を少量になるまで煮つめ、ふきを戻してからめる。 |
注意 |
味付けは各お宅のお好みで。伽羅煮とは醤油で黒に近い茶色(伽羅色)に煮たものを言います。 |
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青梅の蜜煮 |
材料 |
青梅1kg、ハチミツ600~800グラム |
作り方 |
1.青梅は軸を取り、一晩水に漬けておく。
2.布巾で水気をよくふいて、ホウロウ鍋に入れる。
3.(2)の上からハチミツを入れ、鍋を振り混ぜ合わせる。
4.極く弱火で煮て、緑色のいい色のところで火を止める。 |
注意 |
今回は約一時間煮ますが、三時間煮ると焦茶色になり、えもいわれぬ味わいになります。 |
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川口宗清 講師から
“Winter is gone.
Spring has come.”
学生時代に教わったことばです。
先生は、
「冬来たりなば、春遠からじ」
と訳してくださいました。
そのことばに、わたくしはなんだか甘酸っぱい香りをおぼえたことでした。
青春とはこういったことを言うのではないでしょうか。
振り返ると、わたくしの記憶にある青春もそのようでありました。
“Winter is gone.
Spring has come.”
高校時代に口ずさんだものです。
兄などもよく口ずさんでいたようにおぼえています。
その影響もあってか、時々わたくしたち兄妹が近くの浜辺を散歩していると思わずこのことばが口をついてでます。
わたくしが口にすると兄も一緒になって口ずさみます。
“Winter is gone.
Spring has come.”
春の海はおだやかです。ただ兄妹で歩くだけです。 |