梨の黒ごまあえ
りんごの落花生酢あえ |
 |
梨の黒ごまあえ |
材料 |
梨1個、煎り黒ごま1/4カップ、塩少々、醤油少々 |
作り方 |
1.薄い塩水をボールに用意する。
2.梨を八等分に切り、皮と芯を取る。
3.厚さ3〜4ミリほどのイチョウ切りにし、すぐに塩水に放し5分ほど置く。
4.すり鉢で黒ごまを粗く摺り、醤油少々を加える。
5.梨をザルに移し、二〜三度ザルを振って水きりする。
6.すり鉢の中で黒ごまと梨をよくあえる。 |
注意 |
この料理には、20世紀梨よりも幸水の方が合うようです。梨を塩水に浸すと変色せず、また梨の甘さが引きたちます。
黒ごまに醤油を加える時はくれぐれも入れ過ぎないように。ごまが湿るくらいが適当です。
梨を食べると喉の調子がととのい、美しい声が出るそうです。梨の産地である鳥取県では、梨をミキサーにかけてつぶし、それを火にかけて水アメ状にしておくそうです。
歌う前に一口なめるとかいうのをテレビで放送していました。
江戸時代の料理法には、梨を梅肉であえる方法もありました。紹介しますと、水砂糖を粗くたたいてからすり鉢で摺り、そこへ梅肉を入れ、味を調節します。梨は先ほどと同じようにイチョウ切りにします。 |
|
 |
りんごの落花生酢あえ |
材料 |
りんご1個、小蕪1個、木くらげ少々、落花生全材料の1/4量、酢少々、醤油少々、みりん少々、塩少々 |
作り方 |
1.薄い塩水をボールに用意する。
2.りんごはタワシでよくこすって水洗いする。八等分に切ってから、薄いイチョウ切りにし、すぐに塩水に放す。
3.蕪はたて半分に切る。切り口を下にして薄切りにし、軽く塩もみする。蕪の葉を3mmほどにきざみ、これも塩もみする。
4.木くらげは水で戻す。きざんで醤油とみりんで甘辛味に煮る。
5.材料の1/4量の落花生をすり、醤油とみりん、酢、だし汁を加えのばす。
6.木くらげ、蕪の葉、蕪、りんごと順にあえる。 |
注意 |
りんごは、あえているあいだに折れたりしないように、最後に加えます。 |
|
 |
川口宗清 講師から
時は中秋です。
若い女性からお年寄りまで、簡単に作ることのできる果物料理を考えてみました。
そういえば、先日近くの八百屋さんにおそらく青森産でしょう、りんごが売られていました。
もちろん店頭には梨もそろっていました。
それらを使って、果物のあえ物を考えてみました。
秋ならではの一品料理です。 |