新陳代謝を高めるために |
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リンゴと豆腐入り寒天 |
材料 |
(5人分)……寒天(1本)、水(500cc)、リンゴ(1/2個)、木綿豆腐(1/4丁)、赤みそ(大さじ4)、みりん(大さじ1杯)、砂糖(小さじ3杯)、酢(大さじ2杯)、だし汁(大さじ4杯)、すりごま〈白〉を適宜。 |
作り方 |
(1)寒天を洗って汚れをとり、ボールに入れて水と混ぜる。
(2)中火にかけ、全体がよく溶けて透明になるまで煮る。
(3)火から下ろし、冷ます。
(4)リンゴをすり下ろし、手でほぐした豆腐と軽く混ぜ合わせる。
(5)(3)が固まり始めたら、(4)を入れて和え、そのまま固まらせる。
(6)赤みそ、みりん、砂糖、酢、だし汁、すりごまを合わせて、すみそを作る。
(7)(5)を切り分けて皿に盛り、(6)をかける。
クッキング・ポイント
寒天が固まりかけた頃にリンゴと豆腐を入れると、丁度良く混ざります。 |
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とろろ |
材料 |
(2人分)……山芋(出来上がり分量の2/3)、大根おろし(出来上がり分量の1/3)、ジャコ(適宜)、かつお節(適宜)、しょうゆ(小さじ1杯)、みりん(小さじ1杯) |
作り方 |
(1)山芋を擂る。
(2)(1)の上に大根おろしを乗せ、ジャコ、かつお節を乗せる。
(3)しょうゆ、みりんを和えて、(2)の上にかける。
クッキング・ポイント
大根おろしは、布巾で軽く絞っても美味しいでしょう。 |
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ポンポンきゅうり |
材料 |
(2人分)……きゅうり(3本)、砂糖(小さじ2杯)、塩(小さじ1杯) |
作り方 |
(1)きゅうりの皮を剥き、大きめの乱切りにしてボールに入れる。
(2)砂糖、塩を上から振りかけ、ボールを、きゅうりを浮かすようにポンポンと上下させ、全体をよく混ぜ合わせる。
クッキング・ポイント
調味料などの量はめやすです。お好みに合わせて自由に変えましょう。おつまみにも良いものです。 |
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ジェニー牛山 講師から
梅雨入りの六月。湿気が多く、気だるい季節です。この時期を元気に乗り切るには、体の新陳代謝を高めること、体をアルカリ性に保つことが大切です。
新陳代謝を高めるのに一番良い成分は、カリウム。毛穴を開き皮膚呼吸を活発に行うのを助けます。
そこで今月は、カリウムが多く含まれる食材であるリンゴ、山芋、きゅうりを中心に、体をアルカリ性に保つためのメニューを考えました。
ヨードが含まれている寒天、良質なタンパク質である豆腐、消化を助けるジアスターゼが多く含まれている大根は、体を弱アルカリ性に保つのに役立ちます。
全体に、生で摂るメニューが多くなりましたが、これは、食材に含まれている成分が壊されることなく生きるので、非常に体に良いからです。
そういうことから考えると、カリウムが多く含まれていて、新陳代謝を高めるのに一番良い食材は、実は夏みかんなのです。皮を剥き、何もつけずにそのまま食べましょう。品種改良され、甘みが増したものよりも、原種に近いものを選んだ方が、より効果的です。また、六月の果物であるサクランボ、すももなども良いでしょう。
どのメニューも手軽に短時間で作れるものばかりです。ご家族の健康のために作ってみませんか。 |