幼稚園児のお弁当 |
 |
アサリとジャコとグリンピースの三色ご飯 |
材料 |
米、麦(米5に対して1の割合)、むき身のアサリ、ジャコ、グリンピース、しょうゆ、みりん、塩 |
作り方 |
(1)アサリをしょうゆとみりんで煮る。
(2)沸騰したらアサリを取り出し、煮汁だけを煮つめる。
(3)(2)にアサリを戻し、和える。
(4)グリンピースをサッと塩ゆでにする。
(5)炊いたご飯をお弁当箱に盛り、その上にアサリ、グリンピース、ジャコを乗せる。
ワンポイント・アドバイス
ご飯に含まれているデンプン質は、噛めば噛むほど栄養の吸収率が良くなります。できれば昔風のお釜などで炊き、よく噛んで食べましょう。
我が家では昔風のお釜を使用していますが、とても美味しくほっこりと炊きあがります。デンプンがよく吸収されているようで、体調もとても良いですよ。 |
|
 |
野菜のおかず |
材料 |
さつまいも、にんじん、ほうれん草、砂糖、塩 |
作り方 |
(1)さつまいもの皮をむき、サッとアクを抜く。
(2)砂糖と塩少々で煮る。
(3)にんじんの皮をむき、砂糖と塩少々で煮る。
(4)塩をひとつまみ入れたお湯にほうれん草を入れ、1分弱くらいでサッとゆでる。
(5)(4)を、アサリを煮た残りの煮汁で和える。 |
|
 |
イチゴ・ヨーグルト |
材料 |
イチゴ、ヨーグルト |
作り方 |
ワンポイント・アドバイス
イチゴは旬の果物ですね。旬のものには生命力が溢れていますから、どんどん摂り入れましょう。イチゴにはビタミンAが豊富に含まれていますし、粒にリン酸カルシウムがありますので、元気が出ます。
飲み物はヨーグルトドリンクがお勧めです。乳酸菌がたくさん含まれており、カルシウム、鉄分も豊富です。自然水分をたくさん摂るという意味から、お水もとても良いでしょう。コップに水を注ぎ、友達とワイワイ楽しく話しながら食事している間に、カルキは空気中に抜けてしまいますので、日本の場合は水道水でも安全です。 |
|
 |
ジェニー牛山 講師から
今年から幼稚園に上がるお子さんをおもちのお母さん方は、「どんなお弁当を作ってあげようかな」と、お料理の本などを参考に、色々と考えておられることでしょう。しかし、最近の料理本を見ると、子どものお弁当でも、お肉や油ものが中心のメニューが多いのが気になります。見た目には美味しそうですが、体のことを考えると、あまりそういった食事はお勧めできません。現在、増えてきたアトピー性皮膚炎なども、大部分が食物に原因があることから考えても、毎日の食事には気を配りたいものです。
そこで今月は、見た目に楽しく、体にも良いお弁当を考えました。
アサリは、骨を形成するのに役立つカルシウムが多く、良質のタンパク質も含まれていますので、体にとても良い食物です。特に春は、アサリの実が肥えて美味しい季節ですので、今回はアサリを中心にした三色ご飯を作りました。ジャコもカルシウムがたっぷりですし、グリンピースは良質の植物性タンパク質が含まれています。
ご飯、さつまいも、にんじんに含まれているデンプン質は、体の基礎をつくる幼児期にはもっとも多く必要となります。さつまいも、にんじんは、お砂糖に塩を加えて煮ると、色も鮮やかになり、甘く美味しくなります。
|