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ジェニー牛山の美・健・食 料理 健やかなる食
更年期の女性のための夕食メニュー
きのこのまぜご飯
材料 白米(4合)
干し椎茸(5個)、しめじ(1パック)などのきのこ
作り方 (1)椎茸はあらかじめ水にもどす。砂糖ひとつまみを入れると早く柔らかくなる。
(2)醤油、砂糖、みりん、酒できのこを煮て下味をつける。
(3)(2)を切り分け、汁だけを水加減したご飯と一緒に炊く。
(4)炊き上がったら、蒸らす前に具を入れ、蒸れたら混ぜる。
煮物の味噌ピーナツバターかけ
材料 小さめの里芋(12個)、コンニャク(1丁)、焼き豆腐(二分の一丁)
味噌ピーナツバター(蜂蜜大さじ1杯、みりん大さじ1杯、味噌大さじ2杯、ピーナツバター大さじ2杯、だし汁大さじ1杯、辛子小さじ1杯)
作り方 (1)里芋、コンニャクをお湯で茹でる。
(2)焼き豆腐はサッと湯通しする。
(3)里芋、コンニャク、焼き豆腐を食べよい大きさに切る。
(4)蜂蜜、みりん、味噌、ピーナツバター、出し汁、辛子をすり鉢に入れ、丁寧に練る。
(5)(3)を皿に盛り、上から、(4)をかける。
生のほたて貝柱の梅肉和え
材料 生のほたて貝柱(4個)、ミョウガ(中2個)、しそ(4〜5枚)
梅干し(大2個)
作り方 (1)梅干しの種を取り、漉し器に入れて、すり棒でつぶして梅肉をうらごしする。
(2)ミョウガを千切りにし、ほたて貝柱、練った梅肉と和える。
甘酢かけサラダ
材料 キャベツ(1枚)、クレソン(8本)、パセリ(適宜)、サラダ菜(4枚)、ワカメ(ひとにぎり)
甘酢(酢大さじ2杯、みりん大さじ1杯、酒大さじ1杯、砂糖大さじ1杯、ごま油少々)
作り方 (1)キャベツ、クレソン、パセリ、サラダ菜を食べよい大きさに切る。
(2)酢、みりん、酒、砂糖、ごま油をあわせ、・を盛りつけた上にかける。

※材料の分量は4人分です。
大根おろし
材料 大根四分の一
作り方 手を痛めないように大根おろしにかける。
ジェニー牛山 講師から

更年期になると、体質が変わってくるなど、体の変化が訪れます。体力が落ちたり、内臓器官が衰えてきたりする方も多いことでしょう。そこで今月は、更年期の女性のためのメニューをご紹介いたします。バランスを考えて組み合わせてありますので、一品ずつではなく全品を一食で召し上がってください。

更年期に必要だと思われる栄養素は、無機質、ヨード、カルシウム、蛋白質などです。特にヨードは、甲状腺が弱ってきた方などには効果があるようです。

コンニャクには栄養が何もないように思われていますが、無機質が多く含まれています。また、里芋、きのこ類も無機質です。ヨードは、海草類に豊富にあります。ワカメ、ひじき、海苔など、種類を変えて毎日摂るようにしましょう。

カルシウムと蛋白質は、エビ、カニなどの甲殻類、ホタテ、赤貝、とり貝などの貝類、イカなどで摂ることができます。豆腐が良質の蛋白質であることは皆さんもよくご存じだと思います。

生の青野菜も、栄養豊富で、体に良い食物です。今回のように、一種類だけではなく、三〜四種類を一緒に食べるようにすると、吸収率が良くなります。ドレッシング代わりに甘酢をかけるのも、酸がビタミンの吸収をよくするからです。

大根にはジアスターゼという成分があります。これはでんぷんを消化するのにとても有効な成分です。ですから、大根おろしをご飯と一緒に摂るのは自然にかなったことなのです。我家では、ご飯を食べるときには、必ず大根おろしを添えるようにしています。
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