老化防止によい食事 |
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赤貝の酢の物 |
材料 |
(2人分)……赤貝(6切れ)、セロリ(太めのところ10cm)、じゃがいも(二分の一2個)、わかめ(ひとつかみ)、りんご(四分の一4個)、青じそ(4枚)
酢みそ〈みそ(大さじ2)みりん(大さじ1)液状のだしの素(大さじ1)酢(大さじ2)白砂糖(大さじ1)〉
※酢みその分量は4人分で作る場合、1.5倍にするとちょうど良い。 |
作り方 |
(1)セロリを1cm角に切り、塩もみをして重石を乗せ、10〜20分おく。
(2)じゃがいもは千切りにし、塩もみをしてサッと洗い、手でしぼる。
(3)酢みその材料を擂り鉢に入れ、よく混ぜ合わせる。
(4)(3)に、赤貝、セロリ、じゃがいも、わかめ、りんごを入れ、箸で丁寧に和える。
(5)皿に青じそを敷き、その上に、(4)を盛りつける。 |
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とろろ納豆 |
材料 |
(2人分)……山芋(5cm太さのものを4cm分)、酢(小さじ1杯)、卵白(1個)、卵黄(少量)
ひきわり納豆または小粒納豆(1パック)
おろし生姜(小さじ二分の一杯)、ねり辛子(小さじ二分の一杯)、しょうゆ(小さじ3杯)、酒(小さじ2杯)
もみのり(青のり)を適宜
米(4カップ)、麦(1カップ)
※米と麦は5人分の分量です。 |
作り方 |
(1)山芋の皮を剥き水と酢(小さじ1杯)を入れたカップに5分ほどつけておく。こうするとアクが出ない。
(2)納豆を箸で軽くほぐしておく。
(3)おろし金で山芋をおろす。おろし金は瀬戸物を使うと柔らかく擂れて美味しい。
(4)おろした山芋を擂り鉢に移し、卵白、卵黄、生姜、辛子、しょうゆ、酒を入れ、擂り粉木で軽く混ぜ合わせるように擂る。
空気が入ってふくらむぐらいまでよく混ぜること。
(5)(4)に納豆を入れて丁寧に混ぜ合わせる。
(6)麦飯をお茶碗に盛り、その上から、(5)をかける。
(7)上からもみのり(青のり)をかける。 |
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元気の出るジュース |
材料 |
(1人分)……桃(1個)、低脂肪牛乳(110CC)、氷(適宜) |
作り方 |
桃をミキサーにかけて、牛乳を加え混ぜる。 |
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ジェニー牛山 講師から
吹き抜ける風にひんやりとした秋は、暑い夏を乗り切るためにエネルギーを消耗した後の、シワやシミ、白髪が増えるなど、老化現象が目立つ時期でもあります。
老化を予防するには、頭の回転を良くする成分であるリン酸や、基礎代謝を良くする良質のたんぱく質などを、たくさん摂ることが大切です。これらの成分を多く含んだ食品は、山芋、納豆、甲殻類(エビ、カニ等)、貝類などです。
また、デンプン質のじゃがいも(生でいただきます)、体を温める効果のあるりんご、ヨードが含まれている海草類を摂ることも忘れてはいけません。
そこで、今回はこれらの素材を用いたメニューをご紹介いたします。特に、山芋と納豆を組み合わせたとろろ納豆は、老化防止には理想的な料理です。また、ご飯は、多少食べ過ぎても身体に負担がかからないように、消化の良い麦飯にしました。とろろ納豆をかけて、ご飯をたくさん召し上がって下さい。
疲労回復に効果のある桃のジュースもどうぞ。果物は、そのまま食べるのが一番良いのですが、ジュースにすると吸収が良く、即効性があります。時間をおくとビタミンなどの成分が分解されて、効果が弱くなりますので、作ったらすぐに飲むようにして下さい。氷を入れて冷やすと、成分が長持ちしますから、必ず氷を入れるようにしましょう。 |