アレルギーを予防するための朝食メニュー |
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ご飯(梅干し) |
材料 |
白米(3合)、梅干し(4個) |
作り方 |
お米をよくといでご飯を炊く。
冷たいからと言って、湯沸かし器の水でとがないようにしてください。 |
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山芋おろし |
材料 |
山芋(5cm)、かつお節(適宜)、米酢(テーブルスプーン3杯)、みりん(テーブルスプーン1杯)、しょうゆ(少々)、蜂蜜(少量) |
作り方 |
(1)山芋を下ろし金でおろし、すり鉢でする。
(おろしたままでも良い)。
(2)米酢、みりん、しょうゆ、蜂蜜を併せて甘酢をつくる。
(3)おろした山芋に甘酢をかけ、上にかつお節をのせる。 |
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レンコンとゼンマイの煮つけ |
材料 |
レンコン(5cm)、水煮のゼンマイ(ひとつかみ)、干し椎茸(3っつ)、かつお節(適宜)、昆布(1枚) |
作り方 |
(1)椎茸、かつお節、昆布を水につけて一晩おき、だし汁をつくる。
(2)レンコンの皮を剥く。
(3)食べよい大きさに切ってから水にさらし、アクを抜く。
(4)ゼンマイを水にさらし、柔らかくなったら、(3)のレンコンと一緒に、ひたひたのだし汁に入れ、中火で煮る。
(5)煮えたら火を止め、冷ましてから盛りつける。 |
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グリーンサラダ |
材料 |
サラダ菜(4枚)、キュウリ(2本)、トマト(4個)、三つ葉(4枚)、三杯酢(適宜) |
作り方 |
(1)それぞれ食べよい大きさに切って盛りつける。葉は手でちぎる。キュウリは包丁の背で軽くたたくと良い。
(2)三杯酢をかける。 |
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グレープフルーツジュース |
材料 |
グレープフルーツ(ホワイト)(4個)、氷(適宜) |
作り方 |
(1)手で軽くしぼる。しぼりすぎると皮についている防腐剤が流れ込んでしまうので気をつけること。
(2)氷を入れる。 |
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ジェニー牛山 講師から
朝食は、その日に必要なエネルギーを補給する一番最初の食事ですから、とても大切です。朝食に体によいものを摂ることによって、アレルギーを予防することができます。薬を使っての治療は応急処置としては有効です。しかし、やはり自分の体の中から治していかなければ、根本的治癒は難しいと思います。野菜や果物、特にレンコン、里芋などの根菜類には、自己治癒力を高める働きがあるのです。ぜひ朝食に取り入れていただきたいものです。
今回ご紹介するメニューは、その一例です。材料選びのコツは、「旬の物であること」。このメニューでも、グリーンサラダは夏の野菜が中心です。特に三つ葉はアレルギー予防に欠かせない野菜です。また、レンコン、ゼンマイは無機質が多く、内臓強化に非常に効果があります。山芋にはリン酸があり、体を温め、体力強化に役立ちます。
食欲増進のために梅干しを添えて、ご飯はおかわりをして、たくさん摂りましょう。
グレープフルーツは、朝飲むには最適のジュースです。ビタミンCとカリウムが豊富で、血液を浄化し、弱アルカリ性に保ちますので、アレルギーを予防し、疲れにくい体質をつくります。勿論、そのまま食べても良いのですが、吸収の効率をよくし、胃に負担をかけないためにジュースにしました。更年期の方には特にお勧めしたい一品です。美肌作用もあります。
アレルギーを予防するには、朝食で摂るべきではないメニューがあります。
バターを使った料理やハムエッグ、ソーセージなどです。これらの料理はコレステロールが高く、湿度の高い日本の気候風土には適さないのです。成人病の原因ともなりやすいので、食べたければ、朝は避け、夕食にしましょう。 |