H・サクストン・バー著 神保圭志訳
新版 生命場〈ライフ・フィールド〉の科学
みえざる生命の鋳型の発見
◎生体エネルギー研究の古典的名著が待望の復刊!

すべての生命にはその青写真である電磁気的な鋳型=「生命場(ライフ・フィールド)」があり、それは宇宙の構造の一部をなしていた――その実在を30年以上にわたる研究でつきとめたバー博士による、唯一の著書。1988年初版のロングセラーを改訳し、未収録の資料を加えた、待望の新版。

あらゆる生物は、「生命場=ライフ・フィールド」の電場に導かれて 発生・成長する
生命場は、月や太陽黒点など宇宙の力の影響を受けている
人間の生命場の変動は、心身の異常を引き起こす。がんや精神疾患の
予防的診断は、生命場の測定によって可能である

すべての生命は偶然にできたのではなく、宇宙の秩序あるデザインの
もとに造られた


【目次より】



第1部◎発見の旅

第1章 科学の冒険
  1 はじめに
  2 生命の鋳型
  3 Lフィールドの測定法
  4 Lフィールドの応用
  5 心の状態とLフィールド
  6 生物のLフィールド
  7 法則と秩序の場である宇宙
  8 科学的方法の意義

第2章 進路とコンパス
  1 旅の目標
  2 場とは何か
  3 生命の動電場仮説
  4 動電場仮説が提起する問題点
  5 動電場測定の技術と用具
  6 すべてを支配する「場」

第3章  女性の生命場
  1 生物システムの電圧勾配
  2 人体の電圧勾配
  3 排卵時期と電圧勾配
  4 月経と電気的変化
  5 子宮がんと電圧勾配
  6 動物実験による確認
  7 悪性腫瘍全般への応用

第4章 さまざまな生命場
  1 両生類での実験
  2 サンショウウオを使った研究
  3 生命活動を方向づける電圧勾配
  4 生物の一生と電位変化
  5 遺伝と電気パターンの関連
  6 ミモザによる研究
  7 原形質と動電場

第5章 動電場という道しるべ
  1 外傷の治療への応用
  2 モルモットの傷の治癒と電位変化
  3 人間の傷の治癒と電位変化
  4 精神病患者の測定
  5 情緒不安定の早期発見への応用
  6 神経系のLフィールド
  7 人間行動と動電場

第6章  宇宙に向けたアンテナ
  1 生物と電気的環境
  2 木の長期観測
  3 電位変化の周期性
  4 季節・月齢・日周リズムなどとの関連
  5 宇宙に反応する生物
  6 生命の本質の手掛かり
  7 生命を方向づける力
第7章  冒険は続く
  1 生成流転する宇宙
  2 宇宙デザインの一部としてのLフィールド
  3 人工の法と宇宙の法則
  4 社会現象と地球外の力
  5 個性的存在としての人間
  6 人間の個性とLフィールド
  7 新大陸としてのLフィールド
  8 神経系を方向づける生命場
  9 ただひとりの「設計者」
  10 終わりなき旅

第2部◎専門家による生命場測定の試み
  1・子宮がんの電気測定医学博士 ルイス・ラングマン
  2・精神状態の電磁場測定
     医学博士、ヴァージニア州保健局顧問   レナード・J・ラヴィッツ
  3・環境が植物電位に及ぼす影響  ラルフ・マークソン

新版への訳者あとがき

付録:ハロルド・サクストン・バーの論文目録


【著者紹介】 ハロルド・サクストン・バー (Harold Saxton Burr, Ph.D.)
元米国イエール大学医学部解剖学教授。同校で40年間教鞭をとる間に100近い論文を執筆。一貫して生物の電気力場(ライフ・フィールド)の測定と応用の研究に打ち込み、今世紀の科学思想に革命的影響を及ぼした。1973年没。
▽四六判・並製
256頁

ISBN4-531-08154-4
初版発行 2006年6月


日本教文社刊

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