マーチン・A・ラーソン著 高橋和夫他訳
ニューソート  その系譜と現代的意義
米国で発生し、日本でも広く支持されている“健康と幸福と繁栄”の思想。スウェデンボルグからマーフィーに至る思想家や教団を網羅し、その歴史と本質を解明した記念碑的労作。

【目次より】
第1章 ミカエル・セルヴェトゥス・ヴィラノヴァヌス
発端
第2章 源流・スウェデンボルグ
その知的・霊的生涯/スウェデンボルグの体系と集大成……他
第3章 フィニアス・パークハースト・クィンビー
クィンビーの宗教哲学大系/クィンビーの治療法/スウェデンボルグの影響……他
第4章 ウォレン・フェルト・エヴァンズ
エヴァンズその人/治療理論/エヴァンズの治療技術の発展……他
第5章 クリスチャン・サイエンス
神学教理/物質、実体、およびリアリティー/聖書の霊的意味と宗教医学……他
第6章 偉大なる大衆思想家
ヘンリー・ジェームズ/ヘンリー・ドラモンド/エマ・カーチス・ホプキンス……他
第7章 ディバイン・サイエンス教会
歴史/正統派教理の解釈/癒しと幸福の理論……他
第8章 キリスト教ユニティ派
ユニティーによる声明/エミリー・ケイディの理論大系/現在の出版物……他
第9章 アーネスト・ホルムスと宗教科学
初期の歴史/フェンウィックおよびアーネスト・ホルムスの思想体系……他
第10章 宗教科学の諸教会
国際宗教科学教会/宗教科学合同教会
第11章 ニューソートの展望
文献と出版物/運動の範囲と影響/日本でのニューソート運動……他
第12章 国際ニューソート同盟
組織のあらましと声明/大会
第13章 ニューソートの礼拝とメッセージ
礼拝の印象と特色/ニューソートの共通理念/結び

【著者紹介】 マーチン・A・ラーソン
1897年ミシガン州ホワイトホールに生まれる。デトロイトを中心に実業家として活躍し、数多くの税法関係の著述やラジオ・テレビなどへの出演などで人気を博する。引退後はヨーロッパおよびアメリカにおける非正統的な宗教哲学の研究・著述を通じて、初期キリスト教の知られざる諸派ならびにニューソート思想家たちの紹介に努める。
▽四六判・上製
572頁

ISBN4-531-08060-2
初版発行 1990年


日本教文社刊

 

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