和久廣文著
不安神経症と強迫神経症が治る60章
「何十回も手を洗う」「人の視線が怖い」など、他人が見たら下らないと思われる考えや行為にとらわれてしまう強迫神経症。「一人での留守番は不安だ」「地震が起き、大災害におそわれたら…」と異様に不安になり、極度の動悸・呼吸困難などを伴う不安神経症。本書では、近年急増しているこうした症状によく効くメッセージを、多数の症例に即しながら克服の心構え別に詳述。症状者に克服への意欲を喚起させ、克服のコツを自然と会得できるよう導きます。

【目次より】

人を敵に回さない/心身を動かせ!そして働かせよ!/「病人」になりきるな/パニックに慣れよ/感謝する心は貴重なり/症状のエスカレートにはまるな/自宅にあまり引きこもるな/苦手なことを増やすな/家族とどうつきあうか/職場にどう関わるか……他

【著者紹介】
和久廣文(わく・ひろふみ)
昭和八年、千葉県生まれ。心理克服センター所長。自身の体験に基づいて、独自の心理療法を開発。特に神経症に苦悩する人々とその家族への「理解」「共感」「客観性」を駆使した指導で数多くの成果をあげている。
主な著書:
『強迫神経症は治る』(日本教文社)
『不安神経症は治る』(日本教文社)
『強迫神経症克服マニュアル』(日本教文社)
『家族に贈る強迫神経症の援助法』(日本教文社)
『症状別 神経症は治る 1』(日本教文社)
『新版 あなたの「強迫神経症」』(オーエス出版)
▽四六判・並製
260頁

ISBN4-531-06344-9
初版発行 2000年4月


日本教文社刊

 

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