小田 晋
暮らしの心理学
精神医学界の権威が、心理学、精神医学の最新の成果を取り入れて明かすプラス思考を実生活に生かす法。ストレス、うつ病、家庭崩壊等々…現代人が抱える心の問題解決のヒント満載!

【目次より】
第1部 暮らしの心理学
第1章 心と健康
精神腫瘍学の教えるもの/うつ病とどうつきあうか/いやな気分から立ち直るには/不眠症なんてこわくない……他
第2章 心と子育て
「甘やかし」と達成感/指導者の母親たち/才能は遺伝か環境か/子どもの食べ物と心の健康……他
第3章 心と家庭
「サザエさん」とペット療法/「多重人格障害」って何だろう/家族にとっての「行事」の価値……他
第4章 心と創造性
創造性を養うには/インターネットの時代と感受性/中国古代の知恵に学ぶ能力開発……他

第2部 不安の時代と心の問題
第1章 時代の状況をどう乗りきるか
ボーダーレス時代のマスメディア/学校における情報戦争……他
第2章 子どもたちの居場所をもとめて
思春期の子どもたちはなぜ変身したがるのか/疑似親子関係──隔離飼育される子どもたち

【著者紹介】 小田 晋(おだ・すすむ)
1933年大阪府生まれ。岡山大学医学部卒業。東京医科歯科大学大学院(神経精神医学専攻)修了。医学博士。東京医科歯科大学綜合法医学研究施設助教授、独協医科大学精神科助教授を経て、77年より筑波大学社会医学系教授。93年より筑波大学社会医学系長(併任)。専攻は社会精神病理学、犯罪精神医学。さまざまな社会現象と精神病理との関係を追求し、社会評論などでも活躍。著書に『権力者の心理学──ビジネスリーダーの最強戦略』(悠飛社)『モーツァルトの目玉焼き』『生と死 心の深層』(共にはまの出版)『「世紀末日本」の精神病理』(文藝春秋)『心の時代とメンタルヘルス──職場・学校・家庭』(ぎょうせい)など多数。
▽四六判・並製
230頁

ISBN4-531-06292-2
初版発行 1997年


日本教文社刊

 

日本教文社トップページへ