谷口雅春著
維摩經解釋
この経典こそ仏教の最高峰たる真理を述べたものであると語る著者が、『維摩経』の神髄を従来の仏教学者の常識を打ち破って、深遠な仏教哲学を方便自在、平易に解き明かした。

【目次より】
菩薩に大乘を説く
人身の無常を説いて法身に向はしむ
無礙辯才に法性を説く
絶對時間・久遠の今・を生きる
身の空寂と法性の不壞を説く
求むる所なくして眞理を成ず
衆生、本來佛陀なり
覺者は斯くの如く行ず
相對認識を超えて
實相世界の莊嚴を見る
菩薩は何を爲すべきか
(ほか)

【著者紹介】 谷口雅春(たにぐち・まさはる)
「生長の家」創始者。明治26年11月22日、神戸市に生まれる。
大正3年早稲田大学英文科中退、求道生活に入る。やがて「人間・神の子」善一元の世界、 万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌『生長の家』 を昭和5年3月創刊。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。昭和5年以降一貫して「生長の家」の教えを全世界に宣布する。 昭和60年6月17日、満91歳にて昇天。
▽A5判・上製
562頁

ISBN4-531-05030-4
初版発行 1969年


日本教文社刊

 

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