日本教文社 | 総合情報サイトはこちら
症例の研究〈オンデマンド版〉

月刊誌と書籍は一緒に購入できません。申し訳ありませんが、別々にご購入下さい。
症例の研究〈オンデマンド版〉
シリーズフロイド選集 (16)
定価4,730円(税込・送料別) 造本形式A5判(元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きい)/並製カバーなし
ページ数438(シリーズ初版発行時の月報を巻末に含む)発売日2014/12/01
ISBN9784531026166日本教文社刊
数量:
数量は在庫がある場合は、100まで変更することができます。
特定商取引法に基づく表示
facebookでシェア Twitterでつぶやく
商品の説明

フロイドの精神分析理論は、臨床医学としていかなる効果をあげているのか。この疑問に対してフロイドは各種の症例を示しつつ、その研究的所見をもって答え、分析理論の卓越せることを述べている。(このシリーズのオンデマンド版では元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きくなっています。)

商品の目次

強迫神経症の一例に関する考察
 第一部 病歴の報告
 第二部 理論的研究

自伝的に記述されたパラノイア(妄想性痴呆)の一症例に関する精神分析学的考察
 1病 歴
 2解釈の試み
 3パラノイアの機制について
 補 遺

ある幼児期神経症の病歴より
 1前書き
 2環境と病歴の概観
 3誘惑及びその直接の結果
 4夢と原光景
 5二、三の討論
 6強迫神経症
 7肛門愛と去勢コンプレックス
 8現時期 Urzeit からの追加―解決
 9総括と諸問題

訳者あとがき
改訂版あとがき
再改訂に当って
索引

原書タイトル
 Bemerkungen über einen Fall von Zwangsneurose
 Psychoanalytische Bemerkungen über einen autobiographisch
 beschriebenen Fall von Paranoia (Dementia paranoides)
 Aus der Geschichte einer infantilen Neurose

原書見出し
 Bemerkungen über einen Fall von Zwangsneurose
 (1909)
 Psychoanalytische Bemerkungen über einen autobiographisch
 beschriebenen Fall von Paranoia (Dementia paranoides)
 (1911)
 Aus der Geschichte einer infantilen Neurose(1918)

著者プロフィール
フロイド,S.(ジグムンド) (1856年5月6日 - 1939年9月23日)フロイト,S.(ジグムンド)とも表記される。精神分析学の創始者。20世紀が生んだ重要な人物の一人である。モラビアに生まれ、ウィーン大学で医学を学び、臨床医になる。はじめヒステリー治療の研究を行なっていたが、1900年に無意識(本人が知らない隠れた心理)の過程がわれわれの考えや行動を決定すると論じた『夢判断』を発表する。これを契機にフロイトの名声が高まり、以後40年間著作物をつぎつぎに発表する。そのなかで第一次大戦後ごろから生命には生体を無機状態にする欲動、つまり「死の欲動」があるのではないかと思索しはじめ、『快感原則の彼岸』を発表。1923年にガンと診断され、以後自分の死と闘いつつ、1938年にナチスから逃れるためイギリスに亡命。1939年に死去。その最後の10年間の内界がうかがえる第一級資料として『フロイト最後の日記 1929〜1939』(日本教文社)がある。
1902年から死の前年までウィーン大学神経病教授をつとめる。精神分析学、深層心理学、精神療法の理論的体型の基礎を築いた。無意識の世界、エゴ、リビドー、夢分析、エディプス・コンプレックスなどの概念・手法を創出し、その後の心理学・精神医学のみならず、政治、経済、教育、芸術など多方面にも大きな影響を及ぼす。『夢判断』(1900)『精神分析入門』(1920)は彼の代表作である。著作は『フロイド選集』(全17巻,書籍版〈4巻のみ〉またはオンデマンド版〈全巻〉、日本教文社)『フロイト著作集』(全 11巻,人文書院)等がある。
小此木啓吾 1930年、東京に生まれる。54年慶應義塾大学医学部精神医学科卒業。55年慶応義塾大学助手、講師、72年助教授を経て、90年教授。フロイト研究、精神分析学における、わが国の第一人者。現在、東京国際大学大学院臨床心理学研究科教授、慶應義塾大学環境情報学部教授。のち東京国際大学人間社会学部教授を兼任。日本精神分析学会会長、小寺記念精神分析研究財団理事長なども務めた。フロイト研究、精神分析学における、わが国の第一人者。78年どの組織にも帰属感を持たない現代青年を「モラトリアム人間」であると規定した「モラトリアム人間の時代」を発表、一躍有名となる。その後も「ジゾイド人間」「燃えつき症候群」などの語を広めた。他の著書に『日本人の阿闍世コンプレックス』『家庭のない家族の時代』『自己愛人間』『一・五の時代』『父と母と子、その愛憎の精神分析』『愛の真実と偽りをどうみわけるか』、訳書にダン・カイリー『ピーターパンシンドローム』『ピーターパン予防法』、『フロイド選集15精神分析療法』『フロイド選集16症例の研究』など多数。 2003年没。
関連商品
本書の感想をお送りください(*は必須)
ニックネーム* ご職業(任意)
タイトル(任意)(見出しになります) おすすめ度*
1 2 3 4 5
←良くない良い→
ご感想*
※ご投稿いただいたご感想はニックネームで、当社運営サイトや出版物に掲載させていただくこともありますので、ご了承のもとご投稿くださいますようお願い申し上げます。
「日本教文社の個人情報の取り扱いについて」をご確認の上、よろしければ「同意する」をチェックして送信してください。

ページのトップへ
Copyright 2015 NIPPON KYOBUNSHA CO. LTD. All rights reserved.