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芸術論〈オンデマンド版〉

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芸術論〈オンデマンド版〉
シリーズフロイド選集 (7)
定価4,400円(税込・送料別) 造本形式A5判(元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きい)/並製カバーなし
ページ数400(シリーズ初版発行時の月報を巻末に含む)発売日2015/04/01
ISBN9784531026074日本教文社刊
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商品の説明

人々が表面的な芸術論を繰り返している時、フロイドの鋭い目は作品の深部に根ざす謎を看破した。本書の“異端者の美学”は問題をはらみながらも現代人の文化ペシミズムを超克する道を明示する。(このシリーズのオンデマンド版では元本よりひと回り大きいため、文字も少し大きくなっています。)

商品の目次

詩人と空想すること
レオナルド・ダ・ヴィンチの幼年期のある思い出
小箱選びのモティーフ
ミケランジェロのモーゼ
精神分析的研究からみた若干の性格典型
『詩と真実』にみられる幼年時代の一記憶
無気味なもの
ユーモア
ドストエフスキーと父親殺し

改訂版あとがき
索引

原書タイトル
 Der Dichter und das Phantasieren
 Eine Kindheitserinnerung des Leonardo da Vinci
 Das Motiv der Kästchenwahl
 Der Moses des Michelangelo

原書見出し
 Der Dichter und das Phantasieren(1908)
 Eine Kindheitserinnerung des Leonardo da Vinci(1910)
 Das Motiv der Kästchenwahl(1913)
 Der Moses des Michelangelo(1914)
 Einige Charaktertypen aus der psychoanalytischen Arbeit(1915)
 Eine Kindheitserinnerung aus „Dichtung und Wahrheit“(1917)
 Das Unheimliche(1919)
 Der Humor(1928)
 Dostojewski und die Vatertötung(1928)

著者プロフィール
フロイド,S.(ジグムンド) (1856年5月6日 - 1939年9月23日)フロイト,S.(ジグムンド)とも表記される。精神分析学の創始者。20世紀が生んだ重要な人物の一人である。モラビアに生まれ、ウィーン大学で医学を学び、臨床医になる。はじめヒステリー治療の研究を行なっていたが、1900年に無意識(本人が知らない隠れた心理)の過程がわれわれの考えや行動を決定すると論じた『夢判断』を発表する。これを契機にフロイトの名声が高まり、以後40年間著作物をつぎつぎに発表する。そのなかで第一次大戦後ごろから生命には生体を無機状態にする欲動、つまり「死の欲動」があるのではないかと思索しはじめ、『快感原則の彼岸』を発表。1923年にガンと診断され、以後自分の死と闘いつつ、1938年にナチスから逃れるためイギリスに亡命。1939年に死去。その最後の10年間の内界がうかがえる第一級資料として『フロイト最後の日記 1929〜1939』(日本教文社)がある。
1902年から死の前年までウィーン大学神経病教授をつとめる。精神分析学、深層心理学、精神療法の理論的体型の基礎を築いた。無意識の世界、エゴ、リビドー、夢分析、エディプス・コンプレックスなどの概念・手法を創出し、その後の心理学・精神医学のみならず、政治、経済、教育、芸術など多方面にも大きな影響を及ぼす。『夢判断』(1900)『精神分析入門』(1920)は彼の代表作である。著作は『フロイド選集』(全17巻,書籍版〈4巻のみ〉またはオンデマンド版〈全巻〉、日本教文社)『フロイト著作集』(全 11巻,人文書院)等がある。
高橋義孝 大正2年生まれ。昭和10年東京帝国大学文学部独文科卒。2年間ドイツに留学。内田百聞に師事し、戦後、東京高校、九州大学、慶応義塾大学、名古屋大学、桐朋大学教授を歴任。昭和30年「森鴎外」で読売文学賞。心理学を援用した「文学研究の諸問題」や「ファウスト」などの翻訳でも有名。ほかに『近代芸術観の成立』『高橋義孝文芸理論著作集 』、エッセイ『すこし枯れた話』『酒客酔話』などがある。また、大相撲を愛し、39年から横綱審議委員会の委員をつとめ、56年より平成2年まで第4代委員長、横綱推薦内規の改革案を提言した。平成7年没。著訳書に『森鴎外』『ゲーテ小伝』のほか、『フロイド選集7芸術論』『フロイド選集11夢判断上』『フロイド選集12夢判断下』『フロイド選集14 愛情の心理学』『ユング著作集1人間のタイプ』『ユング著作集2現代人のたましい』などがある。
池田鉱一 昭和15年生まれ。九州大学文学部独文学科卒、九州大学大学院文学研究科独文学専攻、神戸大学助教授、鹿児島大学教授を経て、平成元年九州大学文学部助教授、6年教授。16年定年退官。17〜23年長崎外国語大学学長。はじめは中国文学を志していたが、ドイツ文学者の高橋義孝の著書『森_外』に感銘を受けてドイツ文学に転向。心理学者ユングの後半生の代表作である『心理学と錬金術』『結合の神秘』を翻訳した。そのほかの訳書に『フロイト書簡集』『ユング心理学入門』『トーマス・マン』『フロイド選集7芸術論』などがある。
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